食塩などの通常の無機塩は常温で固体であり、数百度に加熱すると溶融します。1992年に陽イオンと陰イオンの特殊な組み合わせで、常温でも液体でかつ安定した塩が発見されました。このような物質を「イオン液体(イオン性液体)」と呼びます。その中には水にも有機溶媒にも溶けないものもあり、第3の液体とも言われています。この「イオン液体(イオン性液体)」は難燃性・不揮発性・高極性・高イオン伝導性・高耐熱性などの性質を有しています。これらの性質から、環境に優しいグリーンケミストリー用反応溶媒や安全で高性能の次世代電解質としての用途が期待されています。
「イオン液体(イオン性液体)」にはさまざまな種類がありますが、日本合成化学は世界有数のイミダゾールメーカーとして、各種のイミダゾリウム系イオン性液体の開発を行っています。
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